【2021年2月14日 PM 2:00〜】深論FINAL!?開催

5カ年計画全10回の深論プロジェクトもいよいよ千秋楽!

循環器、緩和ケア、総合診療、家庭医療、コメディカルなど様々な職種が垣根を越えて、「地域包括的心不全緩和ケア」の実現を目指すプロジェクトです.

九州から発信するプロジェクトですが、参加者は地域を問いません.

・1人1デバイスでのご参加をお願いします。
・途中症例検討グループワークがあります。オブザーバー参加はご遠慮ください。
・イヤホンを使用し、静かな場所でご参加ください。

登録はこちらから(ZOOMを用いて行います)

参加登録を行う

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。

===プログラム===
13:30-14:00 受付(ログイン)
14:00-14:10 オープニングリマークス 国際医療福祉大学大学院 医学研究科循環器内科 岸拓弥先生
14:10-14:20 ZOOM使用のオリエンテーション 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科  大森崇史先生
14:20-15:30 症例検討 「急性発症の重症心不全〜倫理的課題と意思決定支援〜」
      旭川医科大学 循環器内科 早坂太希先生
15:30-15:45 休憩
15:45-16:50 深論コアメンバーが語る:これまでの5年これからの5年(各10分、質疑3分)    
      「基本的心不全緩和ケアトレーニングコース:HEPTの裏側お見せします」
       久留米大学病院 高度救命救急センターCCU 柴田龍宏先生  
      「ぶっちゃけ日本の緩和ケアはどこへ向かっていくの?」
       飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 部長 柏木秀行先生  
      「どうなっちゃうのpost/with COVID-19時代の終末期医療」
       飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 大森崇史先生  
      「終末期と「馴れ合い」」  
       みなとクリニック 副院長 岡村知直 先生  
      「#心不全 不全心じゃなく 「身」不全 でもでもやはり 「心」不全だね」
       国際医療福祉大学大学院 医学研究科循環器内科 教授 岸拓弥先生
16:50-17:00 クロージングリマークス 飯塚病院連携医療・緩和ケア科 柏木秀行先生

【7月25日14時】深論第9回はオンライン開催!

はじめに新型コロナウイルスに罹患された方にお見舞い申し上げますと同時に、同疾患の治療に携わっている医療職の皆様に感謝の意を申し上げます。

この度、九州心不全緩和ケア深論プロジェクトは社会情勢を鑑みてオンラインでの開催といたしました。

詳細・お申し込みに付きましては次のウェブサイトをご確認ください。

皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

https://shinpro9.peatix.com/view

第8回深論 まだまだ募集中です!

第8回 九州心不全緩和ケア深論プロジェク

今回はみなさんきっと悩みの「高齢者の重症大動脈弁狭窄症をどう考えるか」というテーマで議論します。ここでしかできない、濃厚でディーブなディスカッションをすることで、明日からの診療に活かしましょう!

お申し込みは

https://shinron8.peatix.com/view

こちらから!

日時:2020年2月15日 14:00-18:10
場所:久留米大学病院本館2階 第1会議室
(〒830-0011 福岡県久留米市旭町67)
参加費:医師3,000円 30名 医師以外1,000円 70名

14:00 オープニングリマークス
(飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 部長 柏木秀行先生)
14:10-15:00 基調講演 
「高齢者弁膜症疾患への”intervention”を深論する」(大阪急性期・総合医療センター 心臓内科 診療主任 菊池篤志先生)
15:00-15:20 休憩
15:20-16:40 グループディスカッション
「重症大動脈弁狭窄症患者の意思決定支援を深論する -3つのシチュエーションを通して考えよう-」(久留米大学医学部内科学講座 心臓・血管内科部門 助教 柴田龍宏先生/久留米大学病院看護部 中島菜穂子先生)
16:40-17:00 休憩
17:00-18:00 特別講演
「緩和ケアの質の評価 -患者報告アウトカムの測定はできるのか?ー」(神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科 緩和ケアチーム 特定助教 坂下明大先生)
18:00 クロージングリマークス(国際医療福祉大学 福岡保険医療学部 教授 岸拓弥先生)
※Peatixの規定上、キャンセル時に手数料が発生する場合がございます。ご容赦ください。

●心不全緩和ケアとは?●
心不全は息切れや抑うつなど多彩な症状があることが知られ命にかかわる病気です。そんな心不全にも症状をとるための「緩和ケア」の考え方が必要だという声が上がるようになりました。緩和ケアは「患者と家族のさまざまな辛さを評価しそれを癒やしてQOL(生活の質)を改善させるアプローチ」です。2017年に改訂された「急性・慢性心不全診療ガイドライン」では、「心不全にも緩和ケアが必要である」と記載されるようになりました。そして2018年4月より末期心不全も緩和ケア診療加算を算定可能になりました。

●深論プロジェクトとは?●
日本では緩和ケアは癌を中心に広まっており、「心不全の緩和ケア」と聞いてもピンと来ない人のほうが多いのではないでしょうか。 一方で「心不全の緩和ケアってどうすればいいんだろう?」「心不全の呼吸困難にどうケアしたらよいかわからない」「無くなる前の患者さんや家族にどう声をかけたらいいかわからない」「みている自分も辛くなる」…そんな悩みを抱える人も多いと思います。 そこで「心不全緩和ケアとはどういうものなのか?」を一緒に考える仲間を集め、症例検討を通じて濃厚な議論(これを深論と呼んでいます)を行い心不全緩和ケアの普及・啓発を九州から発信しようと、このプロジェクトが生まれました。2016年7月から年2回 5カ年計画のプロジェクトです。

●参加条件はあるの?●
対象者を心不全診療・緩和ケアに携わる、職種を問わない医療者としています。

深論チケット完売御礼!深論突撃インタビュー第二回

皆様
事務局のOです。いよいよ週末に近づいてまいりました、第7回深論プロジェクト!

今回100枚ご用意していたチケットは完売いたしました!

多数のご応募ありがとうございます。

今回、参加申し込みができなかった方は大変申し訳ありませんが、また次回のご参加をお待ちしており

今回第二演題をご講演いただく土倉内科循環器クリニック院長の土倉潤一郎先生に独占インタビューを行いました!!

土倉先生、今回はご登壇ありがとうございます!それでは自己紹介をお願いします。

(土倉Dr)よろしくお願い致します!私は1年半前に父のクリニックを継承開業し、外来と訪問診療を並行してやっています。病院勤務時代に週一回、訪問診療を行っているクリニックへ勉強に行き、在宅専門医まで取得させて頂きました。在宅医療は外来診療とはまた違ったやりがいや面白さがあります。

貴院の在宅医療の特徴をお聞かせ願えますか?

心不全の特徴としては、末期状態においても専門的で積極的な治療が症状緩和に繋がるといった点があります。当院は私が循環器専門医であるため、カテコラミン点滴などを含めて在宅でも積極的に心不全を診ることができます。また、当院の特徴の一つに、多職種との情報共有としてICTを活用していることが挙げられると思います。現在の在宅医療ではまだまだICT化が遅れており、電話やファックスやノートが主な情報共有手段となっておりますが、それでは日々変化のある重症患者に対して在宅チーム全員がしっかりと把握して診ることができません。当院ではこのシステムを在宅患者全員に使用しており、関わっている多職種とリアルタイムに情報共有しております。

今回のケースの紹介、ディスカッションポイントについて教えてください。

今回の症例は、60代男性の拡張型心筋症、ドブタミン離脱困難の慢性心不全StageDでいわゆる心不全末期の状態です。本人の希望としては、「入院は絶対にしたくない。最期は自宅で死にたい。残りの人生が少ないのだから好きなものを食べたい。太く短くでよい。」といった内容でした。

本人の「好きなものを食べたい」という希望に沿いたい一方で、味の濃いものが好きなので、心不全が悪化する可能性がありました。過度な食事制限をせずに、かつ入院しないようにするためにはどうしたらよいか?といった点が1番目のディスカッションポイントになるかと思います。

その後心不全が悪化し、下腿浮腫が著明、浸出液も出現し、蜂窩織炎を合併しました。2番目のディスカッションポイントは、「入院はしたくない。自宅で最期を迎えたい」といった希望の中で、入院の有無について検討いたします。

非常に悩ましいケースですね…ありがとうございます。在宅での栄養指導について教えていただけますか?

ご自宅に管理栄養士が伺い、患者さんが食べている食事を直接味見して、指導することも可能です。味の好みは個人差がありますので、例えば塩分は減らしても、食べやすくする工夫もしてくださいます。今回は管理栄養士の岡田様にもお越し頂き、アドバイスを頂けると思います。

それは興味深いお話が伺えそうです!最後に一言お願いします。

心不全が癌と異なる点の一つに、「生活が増悪因子となる」があります。

特に人生の残り時間が短い末期患者には、症状緩和を行いつつ、患者の希望に可能な限り沿いたいと思いますが、食事に関しては相反することもあります。

例えば、癌末期では「食べたいものを食べたいだけ食べて良い」というスタイルですが、心不全では塩分過多がかえって苦痛症状に繋がる可能性があります。

入院ではなく在宅だと、より一層制限することが難しくなりますのでさまざまな工夫が必要です。

土倉先生ありがとうございました!

それではみなさん、土曜日の深論には気をつけてお越しください〜!

お会いできるのを楽しみにしています!

第7回深論プロジェクト チケット残りわずか

事務局Oです。

第7回九州心不全緩和ケア深論プロジェクトですが、定員100名のところすでに93名のお申込みをいただきました。誠にありがとうございます。

今回は医師:メディカルスタッフが1:6となっていて、実際の医療チームに近い割合なのではないでしょうか?

また今回も日本全国からお申し込みを頂いています。

残り空席わずかとなっております。

お申込みは下記リンクよりご登録ください。

Peatixの登録が必要です。ご了承ください。

https://shinron7.peatix.com/view

【第7回深論情報 第一弾:高田さん突撃取材編】

みなさんこんにちは!事務局の大森です。

さて、2019年7月6日(土)の深論までいよいよあと1ヶ月を切りました!

今回の投稿では深論の第一演題「心不全緩和ケアの評価尺度について考える」についてご紹介したいと思います!

国立循環器病センターの髙田さんが突撃取材に快く応じてくださいました!
気になるその内容についてお届けします!

大森:
高田さん、今回の発表はよろしくおねがいします!

高田:
よろしくお願いします!
今回は、私が心不全緩和ケアの評価尺度についてお話させていただいたあとで、他のおふたりの先生方がお話しになる患者さんの身近な問題である“食”や精神的な苦痛という問題について、多施設・多職種の方々と「よりよいケア」について考えるよい機会になるだろうと今からワクワクしています。


大森:
心不全緩和ケアの評価尺度…と普段診療をしていると聞き慣れない言葉ですが、一体どんなものなのでしょうか?

高田:
「よりよい心不全の緩和ケアとは何か」を判断する際の基準となる指標・・・・いわゆる判断する際の“ものさし”となるツールを言います。

大森:
なるほど!わかりやすいご解説ありがとうございます。
どうしてこの尺度が必要なんでしょうか?

高田:
現在、心不全緩和ケアのガイドラインはなく、各施設で何をすればよいか模索しながらケアをしているのではないでしょうか。そのため、各施設で行われている緩和ケアの体制やケアの内容にはばらつきがあり、患者さん・ご家族に提供されている緩和ケアの質は一定とはいえない現状があるように思います。

心不全緩和ケアの評価尺度は、自施設の緩和ケアの質を定量化して評価することができるツールであるため、より良いケアを検討する際に有用です。

また、がんをはじめとした他領域の医療者にこの評価指標を知ってもらうことで、心不全緩和ケアの特徴の認知が高まり、心不全の緩和ケアが他領域に広がる可能性を秘めていると感じています。

大森:なるほど…たしかに飯塚病院でも心不全緩和ケアを実践するチーム(HST)を担当させてもらっていますが、「何をすることが緩和ケアなのか?」ということは常にモヤモヤしながら実践しています。
国立循環器病研究センターではどのように使用されていますか??

高田:
当院では、2017年度、多施設共同研究により4つの領域で構成された35の質評価指標を策定しました。当院では、この質評価指標を用いた評価を行い、質の改善に向けた取り組み(たとえば、スクリーニングの実施と定期的な評価、診療記録への記載内容の変更など)を行っています。

大森:
さすが国循…!すごいですね!
では、当日ご参加いただける方へのメッセージをお願いいたします!

高田:
「よりよい心不全の緩和ケアは何か」を皆様方との議論を通して、より深めていきたいなと思います!評価尺度の一つであるアドバンス・ケア・プランニングのマニュアルの整備についても当院の取り組みを題材にして、皆様方と質の高いケアに向けて何ができるか語り合いたいと思っておりまので、どうぞよろしくお願いいたします。

大森:
お忙しい中ありがとうございました!

これは待ち遠しいですね!!
当日はより詳しく実践的な内容が聞けることと思います!
みなさまどうかお楽しみに!

第7回の九州心不全緩和ケアケア深論プロジェクトは7月6日の開催です

事務局のOです。第7回の開催が決定しましたのでご報告します。

申込みはこちらから。
今回は事前申込制とさせていただきました。ご容赦ください。

第7回九州心不全緩和ケア深論プロジェクト

会場:公益社団法人八幡薬剤師会 健康医療福祉研修会館
   (北九州市八幡東区尾倉2-6-22)
日時:2019年7月6日(土曜日)13時30分開場 14時開始 
参加条件:心不全緩和ケアに興味のある医療者(職種は問いません)

※Peatixの規定上、キャンセル時に手数料が発生する場合がございます。ご容赦ください。

みなさまのご参加をこころからお待ちしております

【心不全緩和ケアとは?】

心不全は息切れや抑うつなど多彩な症状があることが知られ命にかかわる病気です.
そんな心不全にも症状をとるための「緩和ケア」の考え方が必要だという声が上がるようになりました.
緩和ケアは「患者と家族のさまざまな辛さを評価しそれを癒やしてQOL(生活の質)を改善させるアプローチ」です.
2017年に改訂された「急性・慢性心不全診療ガイドライン」では,「心不全にも緩和ケアが必要である」と記載されるようになりました.そして2018年4月より末期心不全も緩和ケア診療加算を算定可能になりました.

【深論プロジェクトとは?】

日本では緩和ケアは癌を中心に広まっており,「心不全の緩和ケア」と聞いてもピンと来ない人のほうが多いのではないでしょうか.
一方で「心不全の緩和ケアってどうすればいいんだろう?」「心不全の呼吸困難にどうケアしたらよいかわからない」「無くなる前の患者さんや家族にどう声をかけたらいいかわからない」「みている自分も辛くなる」…そんな悩みを抱える人も多いと思います.
そこで「心不全緩和ケアとはどういうものなのか?」を一緒に考える仲間を集め,症例検討を通じて濃厚な議論(これを深論と呼んでいます)を行い心不全緩和ケアの普及・啓発を九州から発信しようと,このプロジェクトが生まれました.
2016年7月から年2回 5カ年計画のプロジェクトです.

【参加条件はあるの?】

主な対象者を心不全診療・緩和ケアに携わる職種を問わない医療者としています.
非医療職の方(民生委員など)もご参加可能です.しかし内容に医学や介護に関する内容を含むことをご了承ください.

HEPTのウェブサイトを開設しました!

ご無沙汰しています。

事務局のOです。

今回はHEPTのウェブサイト開設のご紹介です。

心不全緩和ケアトレーニングコース

こちらに新しくHEPTのウェブサイトを作成させていただきました。

第7回HEPTのご紹介もこちらのウェブサイトに掲載されています。

みなさまぜひご確認ください。

第6回深論は盛会に終了!第7回は…!?

第6回九州心不全緩和ケア深論プロジェクト,96名の方にご参加いただき盛会に終わりました!

会場の都合でご参加いただけなかった方におかれましては,大変申し訳ありませんでした.また運営で行き届かない点があったこと重ねてお詫び申し上げます.また次回以降の課題として運営メンバー一同今後の改善に努めてまいりたいと思います.

今回は佐賀大学 浅香先生より症例検討のご提示をいただき,限られた時間でありながら濃厚な深論をしていただきました.

第二演題はDNARに関するグループワークを行い,「まだまだ物足りない」と多くの声をいただきました.今回は法や倫理に関してのテーマまで到達できませんでしたが,また次回以降に持ち越しとさせてください.

特別講演は行動経済学,という少し難しそうなテーマですが大阪大学大学院人間科学研究科 平井 啓准教授にご登壇いただき,非常に面白く,わかりやすくご講演いただきました.平井先生,ありがとうございました.

終了後は「八蔵」にて引き続き「深論」でした.最後までご参加くださった皆様,運営をお手伝いしてくださいました久留米大学・九州大学・飯塚病院の皆様,誠にありがとうございました.

さて次回ですが,7月6日(第二候補 7月27日)を予定しております.

「こんなテーマを取り扱いたい」「こんな講演を聞きたい」など,ご要望がありましたらぜひコメントください.引き続き深論プロジェクトをよろしくお願いいたします.

第2演題(DNAR)の資料のダウンロードを希望される方,お手数ですがお問い合わせよりご連絡をお願いくださいませ.

事務局 大森崇史