第8回プライマリ・ケア連合学会に参加しました

第8回プライマリ・ケア連合学会学術大会が香川県高松市で行われました.この学会はプライマリ・ケア学会,総合診療医学会,家庭医療学会の3つが集まりできた比較的歴史の浅い学会です.数千人のプライマリ・ケア医が集まる学術大会で,私達九州心不全緩和ケア深論プロジェクトもインテレストグループを出させていただきました.

当日は12時35分からの昼食時間ではありましたが,予想を大きく上回る50人の方にご参加頂き,追加で椅子が必要なほどでした.

まず久留米大学 柴田医師のショートレクチャーで始まりました.世界に置ける心不全緩和ケアの動向や日本の現況について解説し,心不全緩和ケアは循環器内科医と緩和ケア医だけでは成り立つことができず,プライマリ・ケア医の力が必要不可欠と投げかけました.

続いて,飯塚病院 総合診療科/緩和ケア科フェローシップの大森医師,同院 総合診療科 工藤医師から症例提示を行いました.

循環器内科専門医,病院総合医,緩和ケア医,家庭医など背景の異なるメンバーがあつまったグループで,それぞれの視点からこの症例において予想される困難と解決策について議論を行いました.

最後は姫路循環器病院センター 大石医師のクロージングで閉会しました.60分間という短い時間でしたが濃厚なインタレストグループであったと思います.

次回は7月22日土曜日にTKP博多駅前シティセンターにて第3回九州心不全緩和ケア深論プロジェクトを行います.皆様のご参加を心からお待ちしております.

 

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