実践・心不全緩和ケア

心不全パンデミック到来で、心不全緩和ケアのニーズが高まっています。しかし、先駆的な試みがある一方で、なかなか普及に至っていないのが実情です。循環器内科はもちろん、ジェネラリストや在宅医療従事者、コメディカルらが、真正面から心不全緩和ケアを取り上げて、ともに議論する場を提供します。

日経メディカルOnline上で当プロジェクトが連載している記事をご紹介します.

第1回 2016/ 8/26
適切な治療を行いながらの心不全緩和ケアとは...
高齢者の大動脈弁狭窄症症例を通して考える
柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第2回 2016/ 9/29
心不全の緩和ケア、何が難しいのか?
認知症高齢者の心不全症例で緩和ケア医が感じたこと
柏木秀行(飯塚病院 緩和ケア科/地域包括ケア推進本部)

第3回 2016/10/27
心不全緩和ケアを若手心不全医はこう考える…
U40心不全ネットワークmeets九州心不全緩和ケア深論プロジェクト
柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第4回 2016/12/5
心不全緩和ケアから見た補助人工心臓治療
適応検討時からの関りが求められる緩和ケア
柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第5回 2017/1/10
心不全緩和ケアのアドバンス・ケア・プランニングとは
高齢者の救急医療に携わる病棟内科医の立場から
岡村 知直(飯塚病院 総合診療科・緩和ケア科フェロー/地域包括ケア推進本部)

第6回 2017/2/14
心不全緩和ケアを在宅に持ち込む3ステップ
市中病院の循環器内科医ができること
大森 崇史(飯塚病院 循環器科)

第7回 2017/4/19
心不全緩和ケアチームが学ぶべきこと
琴岡 憲彦(佐賀大学医学部循環器内科・先進心不全医療学講座)

第8回 2017/5/1
心臓だけでなく、心のケアも忘れずに
「心不全患者の10-40%がうつ」という現実
堀川 直希(久留米大学医学部神経精神医学講座)

第8回 2017/8/22
いつものように、心不全チームと協働
がん緩和ケアチームが無理なく心不全疾患にかかわるポイント

佐野 智美(久留米大学医学部麻酔学講座・久留米大学病院緩和ケアチーム身体担当専従医)

第9回 2018/4/10
癌とHIVだけじゃない!心不全も緩和ケアの時代
診療報酬改定で末期心不全が緩和ケア適応疾患に
大森 崇史(飯塚病院 緩和ケア科/ハートサポートチーム代表)

第10回 2018/4/27
退院カンファレンスの「事前打ち合わせ」は解決策の1つ
在宅医が心不全緩和ケアに関わるとき
池田 真介(きずなクリニック)

第11回 2018/6/13
心不全に伴う症状の緩和に有用
心不全緩和ケアに漢方を生かすには
土倉 潤一郎(土倉内科循環器クリニック)

第12回 2018/6/25
外来看護師の視点から考える心不全緩和ケア
「患者・家族の想いを聴く」が外来面談の神髄
中島 菜穂子(久留米大学病院看護部/心不全支援チーム)

第13回 2018/8/27
ステージCから始める「基本的」心不全緩和ケア
心不全の基本的緩和ケアのトレーニングを
柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第14回 2018/9/4
心不全の予後予測・告知、どうしたらよいのか
「先生、私はあとどれくらいなのでしょうか」をACPのきっかけに
大森 崇史(飯塚病院 緩和ケア科/ハートサポートチーム代表)