がん緩和ケアチームが無理なく心不全疾患にかかわるポイント

日経メディカルで連載中の「実践・心不全緩和ケア」の新しい記事が投稿されたのでお知らせします.

いつものように、心不全チームと協働
がん緩和ケアチームが無理なく心不全疾患にかかわるポイント

佐野 智美
久留米大学医学部麻酔学講座
久留米大学病院緩和ケアチーム身体担当専従医

 私は、福岡県南部の地域がん診療連携拠点病院である久留米大学病院で、緩和ケアチームの身体担当専従医をしています。シリーズ9回目の今回は、心不全緩和ケアチームとの協働の際に、がんの緩和ケアチームとして求められるポイントをご紹介いたします。キーワードはコミュニケーションとチーム医療です。

ぜひ御覧ください!

第3回心不全緩和ケア深論プロジェクト 盛会でした!

2017年7月22日 土曜日 TKP博多駅前シティセンターで「第3回心不全緩和ケア深論プロジェクト」が行われました.

総勢111名,内訳は医師38名,看護師55名,薬剤師4名,その他の職種の方(MSW,PTなど)14名と多職種の方にご参加頂きありがとうございました.九州を中心に,遠方は名古屋からもご参加頂きました.

20弱のグループに分かれ,それぞれが即席の心不全緩和ケアチームとしてグループディスカッションに取り組んでいただきました.

・拡張型心筋症の身体症状・精神症状にどう向き合っていくか?
・VT stormが起こり,終末期ケアはどのようなことができるか?
・マルチプロブレムケースの意思決定支援をどのようにすればよいか?

こういった議論を通じ,同じモヤモヤを共有しながら心不全緩和ケアディスカッションを深めました.

次回は2018年2月17日の予定です.詳細は決定し次第ご報告いたします.

第3回のポスターが完成しました

こんにちは.いよいよ福岡も梅雨入りをしましたがいかがお過ごしでしょうか.

第3回心不全緩和ケア深論プロジェクトのポスターが完成しましたのでお知らせします.

是非みなさんでシェアをお願いします.

「治療」多角的に考えるアドバンス・ケア・プランニング

みなさんこんにちは.心不全緩和ケアに関連した話題として,「アドバンス・ケア・プランニング」について情報提供です.

「治療」2017年6月 Vol.99 No.6

今回,南山堂社の雑誌「治療」6月号が発売されました.多角的に考えるアドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning;ACP)がテーマであり,様々な病態・状態・疾患におけるACPについて書かれており,非常によくまとまっています.

プロジェクトメンバーの大森が「がんとどこが違う?-心不全のACP-」について執筆をしております.皆様のご参考になれば幸いです.

南山堂ホームページ
http://www.nanzando.com/journals/chiryo/

第3回 九州心不全緩和ケア深論プロジェクト

皆様のお陰で第1回,第2回ともに100人を越す盛会に終わりました.医師,看護師,薬剤師,介護福祉士,ソーシャルワーカーなど多職種の方がご参加いただけたこともこの会の大きな意義となっております.この場を借りてお礼申し上げます.

さて,第3回 九州心不全緩和ケア深論プロジェクト を下記の日程・会場で開催を予定しております.皆様のご参加を心からお待ちしております.
なお今回より事前受付も実施いたしますのでご協力のほど宜しくお願い申し上げます.

日時:2017年7月22日土曜日 12:30〜18:00

会場:TKP博多駅前シティセンター
〒812-0011福岡県福岡市博多区博多駅前3-2-1
日本生命博多駅前ビル8F

申込方法:下記Peatix(チケットサイト)から事前申し込みを承っております.
当日参加も可能ですが,もしよければ事前の登録申請にご協力いただけますと幸いです.
http://shinpro3.peatix.com

なお本プロジェクトはスポンサーをつけないことを運営ポリシーとしており,今後の安定開催のため誠に勝手ながら今回より会費(医師 3000円,メディカルスタッフ 1000円)を徴収させていただくこととなりました.ご理解のほど宜しくお願い申し上げます.皆様の多数のご参加をお待ちしております.

第8回プライマリ・ケア連合学会に参加しました

第8回プライマリ・ケア連合学会学術大会が香川県高松市で行われました.この学会はプライマリ・ケア学会,総合診療医学会,家庭医療学会の3つが集まりできた比較的歴史の浅い学会です.数千人のプライマリ・ケア医が集まる学術大会で,私達九州心不全緩和ケア深論プロジェクトもインテレストグループを出させていただきました.

当日は12時35分からの昼食時間ではありましたが,予想を大きく上回る50人の方にご参加頂き,追加で椅子が必要なほどでした.

まず久留米大学 柴田医師のショートレクチャーで始まりました.世界に置ける心不全緩和ケアの動向や日本の現況について解説し,心不全緩和ケアは循環器内科医と緩和ケア医だけでは成り立つことができず,プライマリ・ケア医の力が必要不可欠と投げかけました.

続いて,飯塚病院 総合診療科/緩和ケア科フェローシップの大森医師,同院 総合診療科 工藤医師から症例提示を行いました.

循環器内科専門医,病院総合医,緩和ケア医,家庭医など背景の異なるメンバーがあつまったグループで,それぞれの視点からこの症例において予想される困難と解決策について議論を行いました.

最後は姫路循環器病院センター 大石医師のクロージングで閉会しました.60分間という短い時間でしたが濃厚なインタレストグループであったと思います.

次回は7月22日土曜日にTKP博多駅前シティセンターにて第3回九州心不全緩和ケア深論プロジェクトを行います.皆様のご参加を心からお待ちしております.

 

第8回日本プライマリ・ケア連合学会に参加します

2017年5月13日−14日に行われる第8回日本プライマリ・ケア連合学会で心不全緩和ケア深論プロジェクトでインテレストグループに参加します.

今回,姫路県立循環器病センター 大石醒悟先生にもご参加いただき,レクチャー・症例検討を行います.

すでに参加登録締め切りは終了致します.

参加される皆様はよろしくお願いいたします.

 

第2回九州心不全緩和ケア深論プロジェクト

第2回 九州心不全緩和ケア深論プロジェクトは大雪の中,久留米大学で行われました.

悪天候にも関わらず九州一円・北海道・関東・関西から120名を越す方にご来場いただき,盛会となりました.

特別講演では東京 ゆみのハートクリニック院長 弓野大先生に心不全の在宅医療についてご講演頂きました.